2008年03月15日
ハワイアン・キルト
ハワイは伝統工芸品が少ないと言われています。
例えば沖縄なら、陶芸、琉球ガラス、琉球漆器、紅型、絣、芭蕉布など枚挙にいとまがありません。
ハワイでの数少ない工芸品の中でも代表的なものがこのハワイアンキルトです。
ハワイアンキルトは1820年頃、宣教師の妻達によって伝えられたそうです。
1820年代というと、日本は江戸時代の末期で、ヨーロッパではベートーベンの交響曲第9番が初演された頃です。
ハワイのキルトは独特の模様を持っています。
木陰に干してあった白いシーツの上にレフアの木の葉の模様が透けて見えたのがとても美しかったのでそれをキルトにしたとも言われています。
最初の頃は白い布地に色のついた布地を乗せて作られていましたが、現在ではさまざまな組み合わせで作られています。
沖縄でもそうですが、大量生産した安物の工芸品がお土産として売られています。
ハワイアンキルトも安いものから高いものまで売っています。
ハワイの伝統に触れ歴史を感じるためには、やはり本物の心を込めて手作りされたハワイアンキルトがいいですね。
Posted by mebius60 at 10:05│Comments(0)
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